パチンコ機器について

ホールに設置してあるパチンコ機やパチスロ機は、「遊技機」と呼ばれます。「遊戯」ではなく「遊技」であるところがポイントで、これは勝ち負けを偶然にのみ頼るギャンブルマシンとは違い、技術介入性がないものが法令で認められていないからです。パチンコ機は、手でハンドルを操作してどこに玉を弾くかを狙うことができなければならず、パチスロ機も、手でストップボタンを押さなければリールが停止しないというのが基本仕様になっているのは、技術介入性の存在があるからです。

法令上での正式名称は、パチンコ機が「ぱちんこ遊技機」で、パチスロ機は「回胴式遊技機」と言います。このほか、現在ではほとんど見ることができませんが、「アレンジボール」や「じゃん球」「スマートボール」などもあります。「パロット」という、玉を使って遊ぶパチスロ機も以前はありましたが、今では久しく製造されていません。

パチンコ機は、盤面に均等に打ち込まれた釘の間を玉がコトコトと落ちていくタイプに始まって、実に80年以上にもわたって時代ごとの変化を重ねていった結果、現在は液晶表示を搭載した遊技機が主流になっています。今から約40年前に登場したフィーバー機以降は、スタートチャッカーと呼ばれる入賞口に玉が入ると、液晶などの図柄が変動して演出を開始、演出終了時に数字や絵柄が揃えば大当りになるという仕組み自体は同じなのですが、演出の仕方や獲得できる玉数、さらには大当たりが連続する仕様などは大きく変化しました。大当り確率は機種によって異なるほか、大当り後、次回の大当り確率が上昇する「確率変動」というゲーム性が発動する割合や、継続する回数なども機種ごとに異なります。

一方、玉ではなくメダルを入れて遊ぶのがパチスロ機。リールの数字や図柄を揃えることで発動する「ビッグボーナス」や「レギュラーボーナス」を中心にメダルを獲得していく遊技機です。最近では、「ベル」や「スイカ」といった小役図柄を集中的に揃えることでメダルを増やしていくタイプや、その両者をバランス良く併せ持った中間タイプもあります。